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ボーイズラブが前提の長編小説です。主人公は高校生。ある日、不思議な少年に出会ったことから、怪奇な事件に巻き込まれていく。惹かれ合う2人だったが…?! Copyright © 雨振舘 All Rights Reserved. Template by RESIST. Powered by FC2 Blog |
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お話のタイトルは「DARK HALF」です。中学生でも読んでも大丈夫!ですが、ちょこっとそういう描写もありますので注意です!(指定するほどじゃないので…)
管理人の日記はリンクから”雨振舘つれづれ日記”へどうぞ。お話についてもつぶやいてます。 拍手、コメント、メール大歓迎です!感想ぜひぜひクダサイ! 著作権放棄してないですよ。無断使用、転載等やめてくださいね。 ☆管理人とはこんな奴 ☆日記はこちら ☆登場人物紹介へ ☆あらすじへ ![]() 〜アンケートご協力ありがとうございました!結果発表をお楽しみにvv〜 ☆☆こんなのあったので作成してみました。はじめからこういうアンケート作成してればよかったかも…。 人物アンケート気が向いたらやってみてください…。
2008/05/03
/19:51
やはり幻妖の空間では自分の動きは鈍ってしまう。大きな術もそうそう連続しては使えない。ここでは幻妖が圧倒的に有利だ。だが、昨日のように浄化しているような時間も余裕もない。
なんとか少しでも体力を回復させようとしている高杉の目の前に、幻妖が降り立った。 「せっかくの緑喰草が根絶やしだ…。なるほど。話には聞いていたが、“すべての力を使える”というのは本当だったようだな。貴様は水であっても、土も火も関係ないと言うところか…。それはそれでおもしろいが、やっかいな存在ということには変わりないな」 幻妖が余裕の笑みを浮かべる。 立ち上がって身構えようとするが、身体がどんどん重くなり、言うことを聞かない。 「どうやってここへ入ってきたのかわからんが、貴様のような邪魔が入るなら、場所を変えねばな。失せろ…!」 「ぐ、うっ…!」 言うが早いが幻妖が高杉を蹴り上げる。それをとっさに両手で防ぐが、そのまま後ろへはじき飛ばされる。そこへ、駆け寄ってくる者があった。 「高杉くん、大丈夫ですか?!」 「おま…っ!何やッてんだ!」 「人間か…?」 入江が高杉を助け起こす。いきなり人間が飛び込んできたことに幻妖もさすがに驚いたようだった。 「いくらお前が多少力を使えたって、この状況でお前まで守ってる余裕は俺にはないからな!どうなっても知らないぞ!!」 「はい。それはわかってます。だから、この状況を先になんとかしましょう」 あせって叫ぶ高杉とは対照的に、入江が落ち着いて応える。 「お前、何を言って…」 高杉が絶句する間に、入江が手にしていた巻物の紐をくるくるとほどくと、それを広げた。 「これで、この空間の空気を吹き飛ばします。あのあやかしにはとても太刀打ちできませんが、それくらいならこれでできると思いますから」 「ちょっとまて、それって…使うとやばいっていうのじゃなかったのか?!」 高杉は入江が手に持っているのが、入江が久坂に話していた“有為巻”だと気が付く。たしか、それを使うと自分の命もあぶないとか言っていたのを思い出した。 「こういうときに使わなくて、いつ使うんですか。大丈夫です。加減はしますから。僕も、まだ死にたくはないですからね。でもたぶん…しばらく使い物にならないでしょうね」 そういいながら笑みさえ浮かべている。 「………」 高杉は息を飲んだ。 高杉が久坂の気配を探って川にかかる橋まで来た時、ふいに久坂の気配が消えた。それが幻妖の空間のせいだということは気が付いたが、それを高杉が見つけることは困難だ。その時、同じように異変に気が付いた入江が駆けつけた。 本当は、先程のこともあって入江に協力を頼むのが嫌だった。だが、そんなことを言っていられる状況でもなかった。この人間は、高杉でも気づけない“違和感”に気づくことが出来る。つまり、久坂を見つけることができる。だから、仕方ないと割り切った。その時、入江が言った 「久坂くんを大切に思うのは、君だけじゃない」 という言葉も、苦々しく思っただけだった。 でも、それも嘘じゃないのだろうと思う。 そして、このことで入江が万が一命を落とすようなことがあったら、きっと久坂は悲しむだろうとも、少し考えた。 「お前が死なないっていう自信があるなら、やってみろよ」 そんな言葉で返した。 「もちろん。こんな大舞台でへまはしませんよ」 入江は相変わらず笑って返す。 ↓↓↓↓↓↓ランキング参加中 一日一回ぽちっと応援ヨロシク↓↓↓↓↓↓↓ ******************* 小説ブログ ******************* ![]() FC2 Blog Ranking *******************
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