ボーイズラブが前提の長編小説です。主人公は高校生。ある日、不思議な少年に出会ったことから、怪奇な事件に巻き込まれていく。惹かれ合う2人だったが…?!
 Copyright © 雨振舘 All Rights Reserved. Template by RESIST. Powered by FC2 Blog
2008/04← 12345678910111213141516171819202122232425262728293031→2008/06
xxSEARCHxx

xxNEW ENTRYxx

プロフィール

あまふりあおの

Author:あまふりあおの
あまふり・あおの

普段は絵描きをしている腐女子な主婦。無事出産で、現在一児の母。
たまりにたまった萌えをはきだすために、BL小説街道爆進中です。
長編ですので、ちょっと読むのは大変とは思うのですが、感想等いただけると非常にうれしいです。
もともと絵描きだから、たまには絵もアップ♪




最近のコメント




カテゴリー




メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


メールアドレスを記入してくださった方にはお返事いたしますので!


リンク


これからどんどん増やしていきたいです!


FC2カウンター




FC2カウンター

現在の閲覧者数:



xxINFOMATIONxx
Welcome to 雨振舘 !!
お話のタイトルは「DARK HALF」です。中学生でも読んでも大丈夫!ですが、ちょこっとそういう描写もありますので注意です!(指定するほどじゃないので…)
管理人の日記はリンクから”雨振舘つれづれ日記”へどうぞ。お話についてもつぶやいてます。
拍手、コメント、メール大歓迎です!感想ぜひぜひクダサイ!
著作権放棄してないですよ。無断使用、転載等やめてくださいね。

☆管理人とはこんな奴
☆日記はこちら
☆登場人物紹介へ
☆あらすじへ


〜アンケートご協力ありがとうございました!結果発表をお楽しみにvv〜 ☆☆こんなのあったので作成してみました。はじめからこういうアンケート作成してればよかったかも…。
人物アンケート気が向いたらやってみてください…。
DARK HALF第14話・12 
2008/05/15 /18:19
 数秒後に川向こうの建物の一つが轟音を立てて崩れる音が夜空に響く。
暗闇の中に、燃え上がる炎が見える。どうやら、高い建物を直撃したらしい。
「久坂…そんな…」
 高杉が、信じられない、というようにその光景を呆然と見つめていた。
 どんなことがあっても、クサカは人間の住んでいる場所を襲うことはなかった。人間に害をなすと思われることを一切したことがなかった。人間の男への想いから“人を喰らわない”という縛りを自分自身にかけてしまうほどその意志は固かったはずだ。
 少なくとも、自分の知っているクサカはそうだった。
 それだけに、今目の前で起こったこの出来事が信じられない。
「邪魔を…邪魔をするなーっ!!」
「!!」
 久坂が、体当たりをしてきた栄太に向かって、両手を振り下ろした。その手からまるで雷のような光がまっすぐ栄太を襲う。それをとっさに乙庚剣で受けるが、そのまま後ろへ吹き飛ばされた。
 両膝と片手を地面についてなんとか体勢を立て直して先程久坂の力を受け止めた乙庚剣に目をやり、ぎょっとする。
「乙庚剣が…欠けるなんて…。なんて力だよ…」
 剣を握ったまましびれたようになっている右手を振る。そして立ちすくむ高杉を見やった。
「あれは…久坂なのは間違いないようだぜ。どうしてあんな風になってるのかはわかんねぇけど…。直接力を受けたからわかる。間違いない。だとしたら…」
「だとしたら?」
「久坂が転生した時にもっていた“あやかし”の部分が表に現れたってことかもな。桂が、前に危惧していただろ。端的にいえば、久坂の人格とかそういったものを無視した、本性ってやつじゃないかな」
「本性…」
 確かに、クサカが転生して人間の部分とあやかしの部分を併せ持っている限り、人間としての久坂が制御できない部分で、あやかしの力が暴走してしまう可能性は危惧していた。しかしそれは妖力があまりにもなくなって、それを補うために本能としてあやかしの部分が目覚めた時だと思われていた。今のこの状況は幻妖の何かしらの作用によって現れたものだ。だとしたら、無理矢理持っていたあやかしの部分が表層に引っ張り出されてきたようなものなのかもしれない。
 “久坂”はどこに行ってしまったのかは、この状況ではわからなかった。
「お前たちは妖か?なぜ止める?お前達がそれぞれの属性から力を得るように、俺が人間を喰らって力を得るのがなぜいけない?ましてや、俺は空っぽだ。この空虚さを埋めるには力を得ることしかないではないか」
 久坂の赤い瞳が、高杉と栄太を睨む。
「違う、お前が久坂なら、そんなことしなくったって力を得られるんだよ!どうしちまったんだよ、目を覚ませよ!!」
 栄太がそう叫んで、再び久坂の前に立ちふさがった。その言葉に久坂がわずかに眉をしかめる。
「邪魔をするというなら、お前から喰らってやってもいいんだぞ。それでも多少はこの空しさを埋めることもできよう」
「行かせねぇ…!!」
 乙庚剣を構えた栄太に、久坂が右手の力を集めて、刀のような形をつくる。
「お前…やっぱり、久坂が中にいるな?!その力の表出は俺が久坂に教えてやったものだ、クサカは使っていなかった。だったら…」
「わけのわからないことを」
 久坂がその力を頭上に振り上げた。そのまま振り下ろされる力を栄太が防ごうとした瞬間、力を放ったと同時に久坂が栄太の懐に潜り込むように移動していた。
「速い?!」
 驚く栄太をそのまま吹き飛ばす。そして振り向きざまに身構えることも忘れて立ちつくしていた高杉へと力を放った。

↓↓↓↓↓↓ランキング参加中 一日一回ぽちっと応援ヨロシク↓↓↓↓↓↓↓
*******************
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ

小説ブログ
*******************


FC2 Blog Ranking
*******************
コミックルーム[WEB漫画検索サイト]

DARK HALF第14話 * Trackback(0) * Comment(2) * Page top↑




xx HOME xx