ボーイズラブが前提の長編小説です。主人公は高校生。ある日、不思議な少年に出会ったことから、怪奇な事件に巻き込まれていく。惹かれ合う2人だったが…?!
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プロフィール

あまふりあおの

Author:あまふりあおの
あまふり・あおの

普段は絵描きをしている腐女子な主婦。無事出産で、現在一児の母。
たまりにたまった萌えをはきだすために、BL小説街道爆進中です。
長編ですので、ちょっと読むのは大変とは思うのですが、感想等いただけると非常にうれしいです。
もともと絵描きだから、たまには絵もアップ♪




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Welcome to 雨振舘 !!
お話のタイトルは「DARK HALF」です。中学生でも読んでも大丈夫!ですが、ちょこっとそういう描写もありますので注意です!(指定するほどじゃないので…)
管理人の日記はリンクから”雨振舘つれづれ日記”へどうぞ。お話についてもつぶやいてます。
拍手、コメント、メール大歓迎です!感想ぜひぜひクダサイ!
著作権放棄してないですよ。無断使用、転載等やめてくださいね。

☆管理人とはこんな奴
☆日記はこちら
☆登場人物紹介へ
☆あらすじへ


〜アンケートご協力ありがとうございました!結果発表をお楽しみにvv〜 ☆☆こんなのあったので作成してみました。はじめからこういうアンケート作成してればよかったかも…。
人物アンケート気が向いたらやってみてください…。
インターバル・36 
2008/06/30 /18:12
今日はわりと早い時間にインターバル!

さて、本編再開しました。でも微妙に書いてる本人も番外編を引きずっていて、頭の中で軌道修正してます。真面目に、真面目にね!!

実は16話を書き始める前にざーっと最終話までのプロットをきりました。結末も迷っていたんですが、決定。さあ、終わりまで書ききることができるか!!?

その前に「Kiss Me My Prince」が途中なので、ちらほらとイラスト描いてますが…。アップしようか、どうしようか(笑)だって、あれはギャグなんだもん〜。でも、本当にどうしよう??

日記の方にも書きましたけど、今後の予定はまず16話。終わったら番外編です。番外編が始まる頃平行して1周年記念サイトをリンクします。アンケート結果発表とか、100質とか、なんかいろいろとお遊びしてるものがあるはず…。こちらは期間限定にして期間終了次第サイト閉じる予定なんですけど、どんな風にしようかな〜。

そのサイトで発表するかどうかはわからないんですが、アンケート終了後にアンケートをつくれるサイトを発見したので作ってます。前にも書きましたけど、こちらは質問の切り口がまた違うのでよろしかったらアンケート答えてみてくださいね〜。

DARK HALFキャラについてのアンケート

さて、アンケート結果に基づいた番外編は2本の予定。一つはタイトル決まってるんですが、もう一つがタイトル決まらなくて…。うーん。イメージする曲が決まらないと、全体のイメージが決まらない私です。私的には大ちゃんの歌でいきたいとこですが、最近アイマスMADのほうがよく流してるので、イメージがどうしてもそちらに…。そうすると、かわいい感じの話が多くなってしまうんですよね〜。うーん。

それでは、16話の続きがアップされるか、それともゲーム画面がアップされるか、お楽しみに…。どっちがいいかしら〜??
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DARK HALF第16話・3 
2008/06/29 /09:49
 それから数日が経った。
 高杉はもちろんのこと、学校に戻ってきた栄太と、そして入江も含めて幻妖に対する警戒にあたったが、特にそれらしい動きも、また、あやかしが襲ってくるようなこともなく日々が過ぎた。
 久坂も自分の中にあった“黒い力”も含め、高杉にもう少し相談したいとは思うのだが、当の高杉が忙しくしていて、なかなか時間がとれない。しかも、今日は学校まで休んでどこかへ行ったらしく、明日の朝まで帰ってこない。そんな状態であるために、ゆっくりと話をしているような時間もなく、近いうちに桂を呼んで今後の対策を練ろう、ということになっていたので、それまでしょうがないかな、とも思っていた。
「うかない顔だね。どうしたの?」
 隣を歩いている入江が声をかける。今日はたまたま入江に国語研究室の手伝いを頼まれたので、こうして2人で荷物運び等をやっている。
「…そんな顔、してます?」
 ため息をつきながら久坂が答える。そう聞き返しはしたが、たぶん暗い表情をしているのだろうことは自分でもわかっていた。
「高杉くんがお休みだから?」
「え…」
 久坂が顔をあげると、微笑んだ入江の顔があった。なんだかつられて久坂も笑ってしまう。
「…うーん…。そうかも」
 入江を前にすると、なぜか素直に言葉が出た。前世の事もあるのかもしれないが、入江の前で取り繕ったり意地をはったりするのはなんだかばかばかしいような気もしている。そう考えて、久坂はぷっと吹き出した。
「何?」
 いきなり久坂が笑い出すので、入江が驚いて足を止めた。
「あ、ごめんなさい。ちょっと、昔のこと思い出して…ふふっ…」
 久坂は笑いをこらえながら持っていた荷物を抱え直した。昔も昔、自分が“クサカ”であった頃の2人を思い出したのだった。
「昔って、あの、昔?」
「そう。だって、今俺、先生の前では意地はったりするのもばかばかしいな…って思ったんですけど、昔の俺は随分と先生の前で意地をはっていたなぁって…」
 入江も昔を思い出す様に少し首をひねってから、そうだねぇ、と感慨深げにつぶやいた。
「でもだんだん懐いてくるのが楽しかったですよ。初めは僕も怒鳴り散らしたりしてましたけどね。今考えれば、君のような強いあやかしにむかってよく強気に出られたものです」
「強気も強気で…。俺たぶん、人間に怒鳴られて襲うのをやめたのって、先生が最初で最後だと思うな…。うん…。そうじゃないかって思う。その前に、人間に怒鳴られたことなんてなかったよ、きっと」
「まあ、僕も…。あの時は自分の邪魔をするのが人だろうと、あやかしだろうとあんな感じだったんじゃないですかね?」
「怖くなかったんですか。俺、先生を食べるって宣言したのに」
「怖くはなかったですね。それはそれでいいと思ってましたからね」
「ふーん…」
 2人はもう一度顔を見合わせてくすりと笑うと、再び歩き出した。
 こうして過去の話を笑いながら出来ることが楽しい。
 先日の、無理矢理にとはいえ覚醒させられた自分の本来の姿の事を考えて、落ち込んでしまう心を救ってくれている。

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DARK HALF第16話・2 
2008/06/27 /22:16

『力は回復したようだな』
「えっ!」
 いきなり声がして驚く。それは机の上に置いてあった火印からであった。起きあがって火印を手に取ると、ベッドに戻って腰を掛けた。
「…もしかして、結構前から起きてた…?」
『いや、今目を覚ました所だ。何か不都合でもあるのか』
 その言葉に久坂がほっとする。
「別になんでもないよ」
『…………』
「どうしたの?」
『お前が高杉とそういう行為をしていることは昔から知っているからな。別に私が起きたとしても邪魔するようなことをするつもりはないぞ』
 さらりと、言ってのける火印に久坂が真っ赤になる。
「な、何言ってるんだよ!べ、別に俺、そんなこと…っ!」
『だから、別に今さら意外性のあることでもないし。そんなにうろたえる程のことでもあるまい』
「そんなこと言ったって…」
 その言葉に頷くことも、また否定することもできなくて、久坂が赤くなったまま顔をそらした。
 確かに“昔から”そうだったんだろうから、周りの妖達から見れば珍しいことでもなんでもないのだろう。
 黙り込んでしまった久坂に火印が話しかける。
『昨晩の事だが、お前がああなってしまった時、私はどうすることもできなかった。私の力を使って押さえていた以上の力でお前が覚醒したために、私の力の影響が全く無くなってしまったらしい。もともとお前は私なぞがこの程度の力で押さえられる妖力ではないからな。あれはお前本来の力が無理矢理引き出されたということなのだろう。ただ、お前の中から感じたもう一つの力に関しては…。私も、クサカから感じたことがないものだった。あれについては覚えているのか』
 昨晩の事を言われて、久坂も真顔にもどる。
「うん…。詳しいこと、わかる訳じゃないんだけど、覚えてる…」
『そうか。そのことも含めて今後の対策を桂も含めてしておいたほうがよいだろう。お前の中に昨日幻妖が飲ませた力がまだ…残ってるようだからな』
「…やっぱり、残っているんだ…」
 久坂もそれを言われて意外でもなかったようで、自分の胸の辺りを押さえた。昨日幻妖に元はクサカの力の欠片だったものに、幻妖が力を加えているといったものだ。確かに元が自分の力であるだけに身体に吸収されてしまっているらしいが、なんだか違和感が残らないでもない。それによってあの状態は引き起こされたのだから、その力がまだ残っているということは不安でもあった。
 久坂はぶるり、と身震いした。今まで以上に自分の力に関しては気をつけないといけない。あの状態になってしまったら、今まで力を押さえる役割を担っていた火印でさえ、制御できないという。今度こそ、人間を襲ってしまう可能性もありうる。
「火印ですら、押さえられなかったんだもんね。俺自身がなんとかしなくちゃいけないよね」
『どのような力であれ、逃げずに自分のものにすることだ。そのために私ができることだったら力を尽くそう。かつて桂もそうして自分の力を自らのものにしていったのだ。お前もできるだろう』
「………」
 その火印の言葉に久坂はしばらく考え込んだ。火印はいったいどういう存在だったのだろう。栄太は桂から渡されたと言っていたし、高杉は以前桂のところで見たと言っていたから、やはり桂に関係があるのだろうか。
「ねえ、火印はどうして石とか、そういったものの中にいるの?どうしてそうなっちゃったのかな」
『……それを言えば、桂が悲しむ』
「桂が?」
 やはり桂に関係するのか、と頭の中で納得するが、それでどうして桂が悲しむことになるのかがわからない。
「どうして?」
『言えば、悲しむから私は言わない』
「そう…」
 それ以上火印が話してくれそうもなかったのでそこで追求はあきらめる。悲しむというくらいだから、あまり楽しい話題ではないのだろう。
『答えられなくてすまない』
「え?いいよ!俺こそごめんね。それだけ、火印は桂が大事なんだね」
『……そうだな』 
 少し間を置いて火印が答える。きっと、2人の間には昔何か、今の状態になってしまうような出来事があったのだろう。みんなそれぞれ事情があるんだな、と久坂はあらためて思った。

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DARK HALF第16話・1 
2008/06/27 /00:06
第16話


「久坂、久坂…」
「ん……」
 ぐっすりと寝込んでいた所を揺り起こされて、久坂が顔をしかめる。
 眠い目をこすりながらなんとか目を開けると目の前に高杉の顔があった。
「高杉…。何…?」
 よほどぐっすり寝入っていたらしく、まだ頭がぼーっとして思考が働かない。身体を起こしてみたが、支えてくれる高杉の腕が気持ちよくてそのまま倒れ込んで寝てしまいそうだった。
 そんな久坂に高杉は苦笑すると、脱ぎ散らかしたままだった久坂の服をまとめて久坂に押しつけるようにして渡した。
「これ着たらまた寝ていていいからさ、とにかく、早く着ろよ」
「…うん…。なんで…?」
 受け取った自分の服をのろのろと広げながら久坂があったかかったのに、とつぶやく。暖房もつけていない冬の部屋の気温はさすがに冷たかったが、たとえ服を着てない状態でも2人くっついて寝ていた分には暖かくて気持ちが良かった。
「そりゃ…このままいていいなら俺だってそのままでいいんだけどさ、でも、そろそろ気配が…」
 そう言いながら高杉が部屋のドアの辺りをちらりと見て、言葉を切った。
「ただいまー」
「!!」
 その声に久坂は目を見開く。一気に意識が覚醒した。
 すっかり忘れていたが、母親が帰ってきたのだ。そういえば少し遅くなるとは言っていたが、もうそんなに時間が経ってしまっていたのだ。
「わ、わ、ど、どうしよう…!」
「どうしようもなにも…。とりあえず、服着て…」
 すばやく身支度を整えた高杉が窓を少し開けて換気をしている。
「誠、お友達まだいるの?」
 玄関の靴があるのでまだ帰ってないことがわかった母親が階段をあがってくる音がする。
 なんとかあとはシャツを着るだけになった久坂が慌ててもたもたしているのを見て、高杉が強引にシャツをかぶせた。後ろ前になってしまったが、この際そんなことどうでもいい。
 ドアをノックする音がした。
「入るわよ?」
「う、うん…」
 ドアが開いて母親が入ってくると、高杉は大人しく床に正座している。
「あら、床に座布団もなしで…。寒くないかしら?ごめんなさいね、おかまいもせずに…」
「いえ、おかまいなく…」
「お友達がこんな時間までいらっしゃるんだったら、母さん早く帰ってきてお夕飯ごちそうしたのに!外でいただいてきちゃったわ」
 ごめんなさいねー、と母親が高杉に笑いかける。
「こちらこそすみません。こんなに長居しちゃって。俺もう帰りますから」
 そういって高杉が立ち上がると椅子にかけてあった上着をとってそのままベランダの方へ歩いていく。
「…高杉ってば、そっちじゃないだろ…」
 そう小声で久坂に言われて高杉がはっと我に返ったような顔になった。その顔を見て久坂も思わず吹き出す。
 落ち着いているように見えたけど、やっぱり高杉もこの事態にあせっているんだなと思った。いつもベランダから出入りしていたから、今日は玄関から来たのだと言うことをうっかり忘れていたのだろう。
 ドアに向かい直す高杉が久坂に振り返って笑った。
「それじゃ、また明日」
「…うん。また明日ね」
 起きあがって玄関まで送ろうとする久坂を制止すると、高杉が母親にむかって軽く頭を下げて部屋を出て行った。その後を追うように母親が玄関までおくる。玄関のドアが閉まった音がしたあと、ばたばたと母親が戻ってきた。
「な、何?」
「今の、誰くん?」
「えっと…同じクラスの高杉」
「かっこいい子ねー!…好みだわ」
「か、…母さん?」
 あっけに取られる久坂に、母親がさらに話しかける。
「仲良しなの?また遊びにきてくれるかしら」
「たぶん…。なんで?」
「だって、今度こそお料理をご馳走したいわ!好きなもの何かしら?それとも、そんなことしたらあちらのご両親にご迷惑かしら〜」
 …でた。
 久坂は心の中でため息をついた。
 この母親は料理が好きで、料理を作っておもてなしをするのが大好きなのである。小学校の頃は友人も遊びに来て、ということもあったが中学校にあがってからはそういうことも少なくなり、もてなす機会がないのを常々愚痴っていた。いっそのこと、店でも開けばいいんじゃないだろうか、と時々思う。
「大丈夫だと思うけど…。伝えとくよ」
「是非お願いね!」
 うきうきした調子で母親が部屋を出て行く。
 なんだかちょっぴり後ろめたい気持ちになって、久坂は大きくため息をついた。

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Kiss Me My Prince6 
2008/06/25 /20:14
新しく設置したアンケート、切り口がこの前のと違うからか、結果が違って面白いです。こうしてみたら、このお話もいろんなタイプのキャラがいるなぁとしみじみ思いました。参加してくださった方ありがとうございます〜!

さて、ゲームも夜のイベント発生の予感…?!

あほなことやってないで小説も書きなさい、私。いや、書いてます。今日はお話のプロットをだーっと書き殴ったりしてました。実はもうお話は終盤に向かってますので、しっかり組み立てておかないと、伏線が活かせないのよネ…。

ですので、それまではゲームをお楽しみください?

prince7.jpg


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Kiss Me My Prince5 
2008/06/24 /23:48
1コマずつのつもりでしたが、ここは選択肢まで進んでおきましょうか。

それから、アンケートを作成できるサイトをみつけちゃったので新たにアンケートを追加してます。質問も勝手に作ってくれるんですが、おもしろいので作ってみました。

ああ、ゲーム画面風の方は攻略するつもりでやってるので変な選択肢は選ばないようにしてます(笑)選んでも面白い展開になりそうな気もしますが…。



prince5.jpg

続きをクリックしてね。
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Kiss Me My Prince4 
2008/06/23 /22:54
…こんなの楽しみにしてくださってる方が本当にいるのかどうかわかりませんが…。

一応、続きです…。


日記の方にもちょっと書きましたが、風邪をひきまして、ダウンです。…がくっ…。

prince4.jpg


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Kiss Me My Prince3 
2008/06/22 /22:08
…なんだか、小説ブログのはずなのに、なんでしょうね、これ…。

まあ、小説がはじまるまでのつなぎだと思ってくださいませ。

で、こんなアホなシリーズにうけてくださった方々、ありがとうございました。調子に乗って選択肢を作ってみました。みなさまはどれを選びますか?それによって好感度がかわってくるかもよ!
「絶対栄太ルートを攻略する!」とのお声をくださったFさん、私がさらに調子に乗ったら続きで栄太攻略できそうなのも描くかも?あはは。他には入江先生と桂くらいですかね。好感度進捗発表は最後に?!

…って、馬鹿なことやってないで小説の続きをがんばらないと…。

アンケートの結果で番外編が決まるので、楽しみです!ヨロシク!

prince3.jpg


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DARK HALFアンケートについて 
2008/06/22 /18:29
こんにちは。
本日は弟の四十九日のため忙しくって更新は…間に合っても夜中かも…。

でもとりあえずお知らせ。
番外編アンケートが本日締め切りです。もし投票しよっかなって思ってくださった方はぽちっとよろしくです!

とりいそぎお知らせまで!

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Kiss Me My Prince2 
2008/06/21 /00:06
もう、これシリーズになるのかな…。

またまた落書きなんですが…。毎度落書きのままのせるのも芸がないなーなんて思ったので、ゲーム画面風にしてみました。あくまで、ゲーム画面風味ね(笑)

実はこんな1コマずつで続いていく話だったりして…あはは。

明日から仕事が始まるのでちょっと小説の更新が自分でも心配だ…。

こんなアホなことやってないで、寝ろよ、私…。ああ、12時すぎちゃったヨ…。

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拍手、コメントお礼 
2008/06/19 /23:16
いつも拍手、コメントありがとうございます!そしてランキングボタンも!

そして、アンケートもありがとうございます〜!番外編アンケートは日曜日22日が締めきりですので、よろしくお願いします。

実は、あさっての土曜日から仕事にはいることになりまして…。子供を旦那にみてもらえる土日だけですが。忙しくなりそうなので更新がちょっと速度ダウンになるかもしれません。それでもがんばって続きを書きますので、応援よろしくお願いします!

下は拍手コメントのお返事ですv

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Kiss Me My Prince 
2008/06/18 /23:30
本編は準備中なので、ちょっと息抜きに落書きしてます。最近落書き多いな…。

別に小説にするほどでもないんですが、「I wanna Be Your Princess」の後日談?1コマ漫画というのかしら、これ…。
続きをクリックでどうぞ。

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お姫様になろう!? 
2008/06/17 /21:45
えっと、一応番外編連載終了しました。
かるーくギャグのつもりだったので…。とりあえず、挿絵はまた衣装が決まったら思い出したように描いてるかもです。

でも、描いていて思ったんですが…。かわいい男の子キャラが描けねぇ!!女装でかわいい子って、どうやって描けば…。というわけで、苦し紛れにいろいろと落書きしてみたりしてます。
なんっつーか、もともとの絵が少年漫画っぽいので、こういうの難しいのよね…。はあ…。

アンケートありがとうございました!最後の追い込みがすごかったです。

番外編アンケートもよろしくお願いします。

次は本編の続きを連載してから、1周年祭りということでアンケート結果発表や、それに基づいた番外編の連載になる予定です。ブログじゃ難しいかな〜?と思っているので、サイトを特別に立ち上げるかも…。それにしても、時間がないから、どうしようかと。

応援に感謝をこめて、落書きイラスト。…やっぱやめときゃよかったかも…。

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I wanna Be Your Princess・7 
2008/06/16 /18:47
『なんだかよくわからないけど、白熱した戦いになってきましたー!さあ、チョコはどちらの手に渡るのか!!』
 そのアナウンスに久坂がはっと顔をあげる。

 そう、このばかばかしいイベントは姫が…自分がチョコレートを渡しさえすれば終わるのだ。
 だったら、とっととチョコを渡してしまって終わらせてしまえばいい。
 
 久坂が立ち上がる。アナウンスの方に向き直った。
「俺が誰にチョコ渡してもいいって言ってたよな?」
『いいぞ、ちゃんと告白つきなら!』
「…わかった。じゃあ…」
 そう言ってマイクを奪い取ると全校生徒に向き直る。誰かを捜すように見回すと、手に持っていたチョコを握りしめて、長身の人影に向かって叫んだ。

「入江先生ー!!!」
「え?」
 皆がざわざわと呼ばれた主を捜す。その声に争っていた2人の動きも止まった。
 入江が気が付いたのがわかると、久坂は入江に向けてチョコレートを思いっきり投げた。
「わ、と…久坂くん?」
 驚きながらも入江がチョコレートをしっかりと受け取った。それを見届けてから久坂が大きく息を吸う。そして、叫んだ。

「出会ったときから…1000年前からずっと、好きです!!」

 「ええー?!!」
 ホール内がどよめきに包まれる。
 王子と騎士が真っ白になって固まった。
 一呼吸遅れてアナウンスが興奮気味に叫ぶ。
『フェ…フェイント!!久坂姫、フェイントだー!!1000年前からなんて、熱い告白をありがとう!チョコを受け取ったのは、ダークホース、入江先生でした!!』
 カップル誕生だー!などと、驚きとからかいの声があがる。
「チョコも渡したし、告白もしたんだから、これで終わりだろっ!俺は帰るからな!!」
「おい、久坂!!」
「今の本気か?!久坂!!!!」
 叫ぶ栄太と高杉を尻目に、久坂が出てきた時と同じように大股でずんずんと歩いて舞台の袖に消える。
 
「いやー、生徒にチョコレートもらっちゃうなんて…。教師名利につきますねぇ!」
 ホールの後ろでは入江がうれしそうに笑っていた。




 結局票は1−bに集まり、クラス全員Aランチ無料にありつけたとさ。


 ☆終わり☆

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あと30分だぜ!! 
2008/06/15 /23:30
どうも!
今日中に次の更新が間に合わないみたいなので…。

キャラ投票は12時が締めきりです。
ちなみに、これを書いている現在2位が同率です。
1位と2位はツーショットイラストを描きたいのですが…。このままだと、3人ですかね??

更新は予想通り、イラストが出来ていないから〜…あはー…。

いろいろと書きたいことはすっごくあって、物足りないんですが、とりあえず!!

あと30分でーす。

私は…がんばって本編の続きとか、書きます…。しょぼしょぼ…。

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キャラ投票最終日です! 
2008/06/15 /11:23
インターバルではないのですが、本日がアンケート第一弾、好きなキャラ投票の最終日です。

もう投票して頂ける方にはしていただいていると思うのですが、今日の夜までですので、よろしくお願いします!

それから…。ブログランキング、ありがとうございます!!ブログはじめてから初めてかも!こんなに順位あがったの!夢のよう!
ということで、豚もおだてりゃ木に登るわけです。うれしくなって、また何か企画しそうです。このお話、続編でも考えるかな…。<本編書け!

衣装についてはアドバイス等もいただきまして、いろいろと探してます。が、描く前に話が終わってしまいそう。でもせっかくだから、いただいたアドバイスを元にあらためてイラスト描くかな?今は適当に描いてます(笑)だから、まだ決定稿がない状態です。特に、騎士の衣装が…。

今日はどのくらい更新できるかわからないですが、がんばります〜!

OB000001.png


↑オエビで落書き。
最近漫画を描くのも楽しいかなっていう気分になってきた。突然漫画をアップするかも。

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I wanna Be Your Princess・6 
2008/06/14 /18:46
「振られた王子はとっとと引っ込みな!」
「だから、振られてねぇよ!」
 早速けんか腰な2人が舞台で火花を散らす。騎士の格好をした栄太が高杉を押しのけて久坂に近づいた。
「お、お前までなんだよ…。それに、地学とか美術とか…クラブに入ってるなんて、初めて聞いたよ?」
「俺、興味あることは全部やってみたいんだよな。少ししかいられない高校生活を楽しもうって思ってんの。このイベントも楽しむだけ楽しもうと思ってさ」
「…お前も俺のことおもしろがってんだろ、どうせ」
「おもしろがってるよ、もちろん。でも、俺はお前がそんな格好してるからじゃなくて、お前からチョコもらえるかもってことで参加したんだよ。俺、お前からチョコもらいたいもん」
「お、俺から…?」
 その言葉に久坂が栄太を見つめた。
「言っただろ、俺、昔のクサカの姿も好きだけど、今のお前のほうが好きだって。だからさ、この舞台の上でだけでもお前の恋人でいたいなって思ったんだよ。…だめかな?」
 栄太がはにかんで笑う。冗談っぽく言っているが瞳が一瞬切なそうに揺れたので、久坂はどきん、と胸が高鳴った。
「あの…」
「おい、栄太お前、いつ、久坂にそんなこと言ったんだよ!!」
 久坂が栄太に何かを言おうと思った瞬間、高杉が2人の間に割って入る。
「いつって、お前の知らない時に決まってるだろ。しかも、俺たちの仲は手をつなぐ以上に進展してるんだぜ?」
 そういいながら栄太が久坂の肩を抱いて引き寄せる。
「どんな仲だっ!」
「ち、違っ…。栄太、なにいってんだよ!」
「違わないだろ?だってほら、前払い」
「前払い…って、あ…」
 久坂が思い出したようで、真っ赤になって唇を押さえた。
 高杉の中で何かがぶち切れる音がする。
「ば…爆砕っ!!」
「やろうってのかよ!石神結界!!」
「なにやってんだよ、2人ともー!!」
 高杉の放った力を栄太が小さい結界を張って吸収する。もう絶対、この2人は周りが見えてない。
「すげー演出!今の炎、どうやったんだ〜?」
「爆竹?」
 周りの生徒はのんきにそんなことを言い合っている。
「今日こそ決着つけてやる!勝った方が久坂からチョコもらうのでいいな?!」
「へっ!望むところだぜ!ただし、さっきみたいな飛び玉はなしだぜ!騎士と王子らしく剣で勝負しな!」
「やってやろうじゃねぇか!」
 言い合いながら栄太が右手に剣を現出させる。ご丁寧にもいつもの乙庚剣ではなく、騎士の衣装に似合うように西洋風の剣だ。それを見て高杉は最前列に座っていた生徒が持っていたペットボトルを奪い取った。キャップを外してペットボトルを振ると、飛び出した水がそのまま剣の形に作り上げられる。
「本物みたい!すげー!」
「特撮?!」
「ライトセイバー??」
 観客がどよめく。
 あまりの馬鹿さ加減に久坂はがっくりと力が抜けた。この周りが見えていない2人を、そしてこの状況をどういう風におさめればいいのかわからなくて途方に暮れた。

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I wanna Be Your Princess・5挿絵アップ! 
2008/06/13 /18:36
えっと、今日はがんばって挿絵を一枚描いたのでアップしました!

昨日アップしたI wanna Be Your Princessの五話です。見てみようという方はこちら!
I wanna Be Your Princess・5

アナウンスは品川くんにしましたが…。小説書いてる時は誰に設定していたか忘れちゃった。名前出てないから…。まあ、いいか。

小説もがんばってつづき描きますが、つれづれ日記のほうでアップしようと思って作業途中の漫画、どうしようかなぁ…。なんかもういいかなぁ、なんて思ったり。

そういえばランキングボタン!ありがとうございます!ブログ村のぞいたら、今までの中で一番押してもらってました!応援していただけているんだなぁ、とうれし涙です〜。案外、番外編ウケてるんでしょうか??

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インターバル・35 
2008/06/12 /22:56
うーん。インターバル。

まずは、投票!ありがとうございます!キャラ投票は15日までなんで、このままいくと1位は決定かな?2位の追い上げはすごかったのですが、やっぱりかなわなかったみたいですね…。コメントがすごく楽しみで!よろしければ一言でもいただけるとうれしい!

一応結果発表はイラスト入りでするつもりですが、1位と2位は特別にツーショットを描ければいいな〜と画策中。どこまでできるか…。まあ、好きでやってるからいいんですが。

番外編アンケートもありがとうございます。これはまだもうちょっと日にちがあるので、よろしくお願いします。コメントで「こんな感じで〜」といただいてる分は自分の中でネタをつくりあげたりしてますので、お楽しみにしてくださいね!

で…今回の連載。ギャグの番外編ですが(笑)挿絵付きにするつもりでがんばってるんですが…。毎回ってのはきついかも(涙)それよりもなによりも、王子と騎士の衣装が思いつきません。
これは致命的!!うわ〜ぁ!!だれか、資料をください!(笑)


実は昨晩小説の続きをアップしたときは挿絵が付いていたんですが、一晩たったら気に入らなくなって朝に削除してしまいました。私が削除するまでに見ていた20人くらいの方はあれ?って感じかもしれません。やっぱかわいい絵を描くのは私には無理なのか!!

というわけなので、後からでももしかしたら挿絵を追加してるかもしれません。
…でも、あんまり反響ないので挿絵なんかいらないかな〜なんてのも思ってるんですけどね…(お得な感じがする!と言っていただけたりもしてますが)ああ、もっと絵がうまかったらいいのに!!

では、明日は挿絵付きで更新できたらいいな!

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I wanna Be Your Princess・5 
2008/06/12 /20:40
「な、なんでお前?!お前選ばれてなかっただろ?!」
「選ばれたことにしたんだよ!負けてられないからな」
「負けるってなんだ、それ…」
 あっけにとられる久坂の手を高杉がとる。
「とにかく、お前のチョコをもらうのは俺じゃないとだめだから!」
「た、高杉…」
 どういう反応をすればいいのかわからなくて久坂が真っ赤になってうろたえる。そんな久坂に高杉がふふ、と笑った。
「…笑うなよ!どうせ、滑稽なだけなんだろうけど!」
「そんなことないよ。すっごくかわいいと思うよ。似合うと思ったから、反対しなかったんだし」
 そう言いながら高杉は楽しそうだった。そんな高杉に久坂がぼそっとつぶやく。
「でも…。これが今の俺の姿じゃなくて、あの、クサカだったら…。もっとましだったんじゃないかって思っちゃうんだけど…」
「え?!」
「?」
 高杉が驚いて声をあげる。何気なくつぶやいた一言でそんなに反応するとは思わなかったので不思議に思って久坂が高杉を見ると、なんだか高杉の顔がどんどん赤くなっていくのがわかった。
「いや…それは…ちょっとその、冗談ですまないというか…やばいんじゃないかな…」
 顔を赤くしながら口元を押さえて高杉が顔を背けた。
 どうやら、クサカの姿で想像したらしい。
 
 ああ、そうですか。
 俺だと冗談になるけど、クサカだと冗談にならないわけね。そりゃ、俺よりも数段似合って、そりゃ綺麗でしょうよ!!

「…俺で悪かったな!どうせ、俺はそんなに綺麗じゃないよ、高杉のばかー!!」
「え?いや、違う!…って、おい久坂!」
 久坂が高杉を突き飛ばす。慌てて高杉が取り繕おうとするが、久坂は聞く耳を持ちそうになかった。
『意外にも王子が振られたー!』
「振られてねぇ!!」
 アナウンスに向けて高杉が怒鳴る。そんな高杉にお構いなく、アナウンスが次の人物の登場を告げる。
『対するは我がクラスの仕事人!地学部、美術部、剣道部兼任男、松里栄太の登場だ!』 
「えー!!」
 高杉に次いで栄太の登場にまたしても久坂が固まる。

princess3.jpg


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I wanna Be Your Princess・4 
2008/06/11 /23:37
「さ、そんな顔してないで、姫様、笑って笑って〜」
「笑えるかっ!!」
 ドレスを着てすっかり化粧までされてしまって久坂は情けないことこの上ない。やっぱり山田が松葉杖をついてでも出演すれば良かったのに、と鬼のようなことも考えていた。
「いいか、久坂!舞台に出たら特にセリフとか言わなくていいから、にっこり笑え!そして、とにかく騎士か王子のどっちか気に入った方にチョコわたせ!その時、なんでもいいから愛の告白しろよ!それが本日の君の使命だ!」
「こ、告白〜?!そんなの聞いてないぞ!!」
 久坂が顔を真っ赤にして怒鳴る。こんな格好をさせられただけでも恥ずかしいのに、その上告白までしろとは!!
「だって、それくらいしないと盛り上がらないだろ?その代わり他のことは別にしなくてもいいから!いつも高杉王子に言ってるような言葉でいいから…って、同じセリフをつかったら高杉怒るかもしんねぇから、今回のオリジナルで頼む…って、痛ってぇな!」
 けしからん言葉を言う品川の足を久坂がヒールで蹴り上げる。
「チョコなんて、投げて捨ててやるー!!」
 割と真面目な学校に入ったはずなのに、なんでこんなことに…。と久坂は心の中で叫んだ。

『1- bからは久坂姫の登場です!』
やけくそ気味なアナウンスが流れる。呼ばれた本人もやけくそ気味にずんずんと大股で歩いて舞台に出た。こうなったらもう出るしかない。とりあえず、さっさと言われた事はすませてしまおう、と腹をくくって中央まで歩いたところで止まった。
 客席の方をとりあえず向く。
 
 にっこり と。

 何とか笑って、くるりと背を向けて客室から顔を背けた。

「かわいいじゃん!いいぞー!」
「久坂ちゃんこっち向いてー!」
 勝手に盛り上がる会場。久坂はその声を背中にあびながらがっくりと肩を落とした。
 とにかく王子でも騎士でもなんでもいいからとっとと渡してひっこもう、と思ったとき、会場の空気が別の雰囲気に変わった。どうやら一部の生徒から歓声があがったようだ。
 なんだろう、と顔をあげた先に、

 高杉の姿があった。

 王子の格好をしている。

 久坂はぽかんと口を開けたまま固まった。

『次は王子の登場だー!一部の人はご存知の、久坂姫のリアル王子、高杉です!』
 「あれがそうかー!噂には聞いていたけど!」
 そんな声が聞こえてくる。
 噂って、そんなの広がってたのか!
 久坂の頭に別の意味で衝撃が走った。そんな久坂にお構いなく、高杉がさっさと近くに寄ってきた。


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I wanna Be Your Princess・3 
2008/06/10 /20:18

「なんだよ!高杉のヤツっ!!」
 久坂がベッドに座って枕を壁に投げつけた。やり場のない怒りをどこへやればいいのかわからなくてベッドを叩いてみる。
 高杉なら止めてくれると思っていたのに当てがはずれた事がその原因だった。よりによって、おもしろそう、とは。
「俺にお姫様の格好をさせて何が楽しいんだよ」
 あまりに腹が立つので、今日は高杉を振り切って一人で帰ってきたのだった。だから当然今日は家に顔を見せることもないだろう。
 久坂はそのままベッドにごろんと横になった。
 みんなおもしろがっているが、自分がお姫様の格好をしたところでウケるわけがないと思う。まあ、似合ってもうれしくもなんともないのだが、嫌々女装をさせられた上に票も入らなくて酷評されたら落ち込むどころじゃすまないような気がしていた。
「明日学校行くの、嫌だなぁ…」
 久坂はベッドの中で一人頭を抱えていた。


 次の日、冬晴れの良い天気になった。本番当日なのかと思うと、元気もでない。昨日のことでまだ腹が立っていたので、高杉とは口も聞いてやらなかった。高杉もわかっているのか何なのか挨拶くらいで特に話しかけても来ないので、それがまた怒りに拍車をかけた。口を聞いてやらない!と思っていたのに、話しかけてこないからそれはそれで腹が立つ。
 あまり腹が立ったので、校門に入ったところで自分の少し後ろを歩いていた高杉に向き直り、
「お前なんて嫌いだよ!」
 と言葉を投げつけて久坂は先にさっさと教室へ向かった。





 授業の終わりを告げる鐘がなる。
 悪夢の時間がやってきた。もう怒り疲れて抵抗する気力もない久坂が着替えのために連れて行かれる。
 それを見送っている高杉の所へ栄太が寄ってきた。
「じゃ、高杉。俺も行ってくるから」
「なんでお前が行く必要があるんだよ?」
 にやにやと笑いながら告げる栄太に高杉が眉をひそめて言う。
 栄太はやれやれというように肩をすくめてみせた。
「そりゃ…俺も舞台にあがるからに決まってるだろ」
「お前が?あんなのに?何で?」
 高杉が心底驚いたように目を丸くした。その反応をみて栄太が声を潜める。
「だって、お前…。姫役に久坂が選ばれただろ?舞台にあがれば久坂からチョコもらえる可能性ができるわけだ」
「………」
 それは、シナリオの流れからも知っている。それがなんだというのか。
「お前は人間界でほとんど生活してないからしらねぇかもしれないけど、バレンタインにチョコを送るって言うのは、愛の告白と一緒なんだぜ?まあ普通は女から男へやるもんらしいけど、俺としちゃ是非とも久坂からもらいたいね。しかも、全校生徒の前だろ?公認の仲になれるじゃんかよ!」
「な、なんだってー!!」
 このイベントに特に関心がなくてそこまで深く考えてなかった高杉が大声をあげる。
「今はお前が久坂の王子さまなんていわれてるけどさ、それもこれまでだな!はははっ!」
「ちょっとまて、お前!だいたい、お前は役選ぶときにいなかったじゃないか!なんでそれが舞台にあがることになってんだよ!」
 その言葉に栄太は人差し指を口にあてて、いたずらっぽい目でウインクした。
「それはそれ。まあ、奥の手を使ったということで」
「…術か!汚ねぇぞ、お前!」
「まあまあ、じゃ、俺は行ってくるから!」
「許さん!俺も行く!」
 そう言うが早いか、高杉が右手を横になぎ払った。
 教室が水の気配に包まれる。今までざわざわ動き回っていた生徒達の動きが止まった。
「お前だって派手にやってるじゃねぇか!!」
「うるさい!!俺も奥の手を使う!!」
「そんじゃ勝負だな!」
 2人の間に火花が飛び交った。

princess1.jpg


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I wanna Be Your Princess・2 
2008/06/09 /19:50
「…て、は?何?なんで、なんで俺?!」
「いや、おめでとう!名実共に君が姫だ!」
「誰が姫だっ!!誰がっ!!だいたい、山田の代わりなんてできるわけないだろー!!!」
 真っ赤になって久坂がわめく。それをまぁまぁ、と品川と小田村がなだめにかかった。実際、自分に代役が回ってくるなんて悪夢もいいところだった。第一山田は確かにかわいいかな、という容姿をしていてそれで票を稼ぐつもりだったんだから、自分が代わりになるとは到底思えない。
「そんなこと言わずに、引き受けてくれよ久坂〜。もうそれしか手がないんだからさ。それに、お前だって選出の時には良い線いってたんだぜ?だから、みんなもこうして納得してるんじゃないか!お前なら大丈夫、背も山田とそんなにかわらないから衣装もばっちりだ!!」
「馬鹿言うなー!!」
「チョコあげる相手はお前が好きに選んでいいから!セリフとか別に覚えなくていいから!舞台に立ってるだけでいいから!なっ?」
「それだけでも充分嫌だってば!!」
 頭にかぶせてあった花冠を投げ捨てて久坂が抵抗する。周りを見回すとクラスのみんながお願いポーズで手を合わせていて、誰も助けてくれない。
 そこで、高杉のことを思い出す。
 だいたい、自分が“姫”などという不名誉なあだ名を言われたりするようになったのも元はと言えば高杉が悪いのだ(と、久坂は思っている)。もし高杉が一緒になって反対してくれたら皆も考えを改めるかもしれないと思いついた。
 高杉を探してみると、窓際で壁によりかかってなにやら考え込んでいるようだった。
 久坂がきょろきょろと高杉を捜しているのに品川が気が付いて何かを思いついたように立ち上がった。
「そうだ!他ならぬお前の王子さまの許可をとればお前も文句ないよな?!」
「なん…」
「高杉!非常事態だからお前の姫借りるけど、いいよな?!頼むよ!」
「…いいよ。おもしろそうじゃん」
「高杉ー?!」
 意外な返事に久坂が驚いて声をあげる。頭が真っ白になった。
「よし!決まりじゃん!!久坂さっそく衣装合わせしようぜ!」
「え、ええー?!」
 あれよあれよという間に久坂が品川と小田村に連行されていく。その姿をクラスの皆で見送った。
「最初はあまり目立たなかったけどさ、最近久坂ってかわいいなって思う時あるじゃん?だから、結構良い線いけるんじゃないかなぁ?」
「そうそう、言えてる言えてる!俺も王子役に立候補してればよかったかなぁ。久坂からチョコもらえるんなら考えてもいいな!」
「お前に王子は無理だろうよ!」
「騎士でもいいけどね」
「こんなことなら、王子役と騎士役も選考しなおさないかなぁ」
 などと、皆が勝手に言い合っている。この度の配役を決めるとき山田に重点を置いていたため王子役と騎士役は舞台に出たい者が立候補で適当に決まったのだった。もしかしたらひょっとして山田狙いの輩もいたかもしれないが、表面上は穏やかに決まっていたのだった。

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I wanna Be Your Princess・1 
2008/06/08 /19:20
 2月。中旬には一部の者には楽しい、そして一部の者には寂しいイベントが待っている。
 俗に言うバレンタインデーというやつ。
 黒校は男子校なので、女子生徒がいない。従って、盛り上がるのは登下校の時間である。同じ駅を利用する女子校や、近くの公立高校などの女子生徒が彼氏に、もしくは意中の男子生徒にチョコレートを渡す、そう、それに関係がある一部の者達にとっては華やかな一日なのであった。
 あいにくと久坂は徒歩通学であるので駅を利用しない。また、もらえるようなあてもないので今年は関係ないな、とあまり気に留めなかった。それは高杉にとっても同様だと思っているので、特に気にしない。バレンタインデーを明日に控えて若干騒がしい教室を見渡しながらぼーっと机に座っていた時だった。
「えー、みなさんに悲しいお知らせがあります!」
「なになに?」
「なんだよ、チョコもらってくるのまで禁止とかいわねーだろうな?」
 教室の入り口で大声をあげて告げる小田村に、皆が注目する。一通り静まった所で小田村が再び口を開いた。
「明日のランチ無料券をかけた小イベントですが、主役やるはずだった山田が階段から落ちて骨折、というアクシデントのため出演できなくなりー…」
 小田村はそこで一呼吸置いた。
「我がクラス…ひいては我が学年のエントリーは棄権、とほぼ決まりました!」
「なにー?!」
 その発表に教室がざわめく。
 久坂もああ、と思い出す。
 いつの頃からか知らないが、バレンタインの日にその日の最後の授業がなぜか休みになる。そして、学内の小ホールに集まり、各学年の代表クラスの出し物があるのである。たいていまあ、誰かが女装をして、出演者かもしくは学内生徒の誰かにチョコレートをわたす、というシナリオが決まっていて、後でその仮装について投票がなされる。その票を多く集めたクラスには学食のAランチ(350円)の無料券がもらえるのだった。1学年4クラスなので、まず3学期が始まった頃、実行委員会が組織され、話し合いかもしくは多数決、じゃんけん諸々の手段で代表クラスが決まる。そして、クラスで人選が行われ、3人が舞台に出る、というわけだった。
 今年は1年生では1-bに決まっていたらしい。たしか、ホームルームなどでいろいろと出し物についての話し合いがあったとは思うが、そのころはそれどころじゃなくて久坂は全く失念していた。
 クラスで選出されたのは小柄でかわいいというあまり男としては名誉ではない評価を学年一もらっている山田顕孝。意外とノリがいいので、割と積極的に参加していたように久坂は記憶している。あとは王子役が一人と、騎士役が一人。寸劇の内容は単純なもので、姫が隣国の王子にチョコを渡すか、自国の騎士に渡すか、それともどちらにも渡さないかとかそんな内容だったように思う。
 もともとネタの内容やおもしろさというよりは山田の女装で票を稼ごうという方向性だったので、その山田が出られないとあっては確かに棄権するしかないのだろう。久坂としてもランチ無料券は惜しいな、とは思ったが無ければないでかまわないので他人事のように聞いていた。
「…でも、棄権なんて、くやしいじゃないか!そう思わないか?なあ!」
「ですよねー!!」
 だから、周りが盛り上がっているのも聞き流していた。
「我がクラスとしては、密かに“姫”の呼び名も高い、久坂くんを代役として推薦したいと思いますー!これで棄権回避だー!!」
「おおー!久坂!」
「まさしく姫かー!!」
「……………………は………?」
 周りが異様な盛り上がりを見せる中、当の本人がぽかんとまぬけな声を出す。
イマイチ事態が飲み込めなくて固まっている久坂に品川がうやうやしく造花の花束を贈呈してくる。ついでに造花の花冠までかぶせられた。

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番外編連載開始のお知らせ 
2008/06/08 /16:53
意外と早く番外編の連載準備ができましたので、お知らせです!

夜までには更新しますので!


内容はギャグですので…。深く考えなくてもいい内容です。本編にもあまり関係がないので、息抜き程度に読んで頂けたらと…。

前回の番外編が「Relations」で、真面目な内容だったんですけど、今回はギャグで。軽めにさくさく進められそうです。

タイトルは「I wanna Be Your Princess」です。タイトルからもうギャグだってわかるがな!

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インターバル・34 
2008/06/07 /21:43
はい。なんとか第15話終わりました。
課題だったHもクリア!…かな?自分でも砂吐きながら甘いシーンは書いてましたから、がんばったと思います。次はもうちょっと違った感じのHシーンを書いてみたいかな。少しずつハードルをあげているつもりの私…。

で、次ですが、16話に行く前に何本か番外編を書くつもりです。
もちろん、初めから書く予定だったものもありますし、今回始めたアンケートの結果次第で追加で考えて行きたいと思ってます。
ちなみに第一弾は、読まなくても本編の進展には何の関係もないギャグ話になります…。シリアスな話を書いているのでたまにはばかーんな話が書きたくなって…。ギャグと言ってもそんなおもしろいオチがあるわけでもないのですが、なんっつーか、BLの王道のようなネタを使ってみたくなったというか…。男子校がせっかく舞台なんだから〜とか…。描けたら息抜きにイラストも描きたいな…。

さて、アンケートですが!好きなキャラアンケートは6月15日まで、番外編アンケートは6月22日までを予定しています。キャラアンケート、某二名が白熱してきそうですね。まだ一位はぶっちぎりですが、もしかしたら追いつくかも?コメントも楽しみにしてます!結果発表の時にお返事させていただきます!その他に入れられた場合は誰か、というのを書いていただけるとうれしいな…。

番外編アンケートはどうなるでしょう?ぜひお声を聞かせてください!どこまでご期待に添えるかはわかりませんが…。具体的な内容でなくても、「誰と誰が一緒の話」とかでも構いませんので。難しいかな?

まったくこういうアンケートは初めてなのでどきどきです。

そして、いつもコメント、拍手、ランキングボタンありがとうございます!お話を書こうという原動力はやっぱりこういう所からもらっていると日々実感しております。まだまだがんばりますので、応援よろしくおねがいします!

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DARK HALF第15話・15 
2008/06/06 /19:43

 ゆっくりと瞳を開けると、すぐ近くに高杉の顔があった。久坂の意識が戻ったのに気が付いて目を開ける。高杉にすり寄るように身じろぐ久坂を唾棄締め直した。
「どうしたの」
「うん…ちょっと寒いなって思って…」
「それなら、こうしたほうがいいから」
「うん?」
 驚く久坂を自分に背を向けるように反対を向かせると、その背中からすっぽりと身体を覆うように抱きしめた。
 後ろから温かな体温に包まれて久坂がまたうっとりと目を閉じた。
「ほんとだ、あったかいね」
「このほうがお前を抱きしめてるって感じがすごくするから、俺好きなんだよな」
 そういって高杉が後ろで笑ってる気配がする。
 久坂は、高杉にずっと言いたかったことを思い出した。
「俺ね、昨日からお前にすっごく…言いたかったことがあるんだよ。聞いてくれる?」
「うん。…何?」
 その返事を聞いて、久坂は自分の前にまわされた高杉の腕に顔をうずめるようにしてそっと口づけた。
「俺…。昔、人間に…入江先生に“願い”をもらったんだよ。それがとっても大事で、俺もずっとそれを信じて、待っていたんだ」
「うん」
「その願いはね、いつか俺に、俺のすべてを満たす者が現れるように…っていうものだったんだけど…。俺、ずっと信じていてね、待っていたんだ。それでね、その願いがかなってるんだってことが今わかったんだよ」
「うん」
「俺にとって俺のすべてを満たしてくれるっていうのは、お前しかいないんだ。だから、俺、ちゃんと出会ってるんだよ。お前に出会ってるんだよ。だから、満たされてるんだ。高杉が、俺にとってのすべてを満たす者なんだよ。きっと、そうなんだよ。俺、そうに違いないって思ってるんだ」
「…俺だよ。俺に決まってるじゃないか。俺はな、久坂。この世に生まれた時に、自分の能力についてはわかっていたんだ。俺は“与える”ために生まれてきたんだよ。目の前にいるお前のために生まれたんだって、お前に会ったとき俺はすぐにわかったんだ。だから、俺はお前のもので、お前は…俺のものなんだから」
 そう言いながら高杉が抱きしめた久坂の肩口に顔を埋める。
 “俺はクサカのもので、クサカは俺のもの”
 その言葉は、出会った初めの頃、高杉から聞いた。それ以来その言葉を自分はずっとうらやましいと思っていた。でもそれは他の誰でもなく、過去の自分のことで、そして今この自分自身にもあてはまると高杉は言ってくれたのだ。
 もう過去の自分をうらやむ必要はない。もっと自信をもってお互いをお互いのものだと言うことができるはず。
 
 きっと、できるはず。

 詠うように頭の中で繰り返して、久坂は再び眠りに落ちていった。






第15話・了 続く

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DARK HALF第15話・14 
2008/06/05 /21:11
「お前が探してるヤツに関して、わかったことがあったら情報提供するってことだ。お望みなら手を貸してやるぜ」
「……僕が、探してるヤツ…ですか…」
 入江がそこで目をそらした。
「お前から直接話を聞いた訳じゃないけど、昔お前を襲ったっていう…たぶん、あやかし。今でも探してるんじゃないのか?」
「あれは…祖父が倒したはずですけど」
「本当にそう思ってるのか?」
「………」
 入江は目をそらしたまま、黙り込んだ。その沈黙が栄太に対する答えのようなものだった。
「お前の事をちょっと聞いてから調べたんだよ。具体的にわかったわけじゃないけど、ここ数十年の間で人間を襲ったあやかしが、それも人間によって討滅された、なんて記録もないし、昨日のお前の力を見た感じじゃ、あれと同じくらい…もしくはそれ以上の力を使っても倒せなかったあやかしってのは相当の力をもったヤツだってことだと思うんだよな。そんな大きなあやかしが倒されたって話も聞かないし…。だったら、まだ生きてるって考えられるんだよ。お前の話が本当ならね。相当のダメージをくらってるだろうってのは確かだろうけど」
「僕には、何とも言えませんね。ヤツが生きているという確証もないし、…」
「死んだという確証も、ない」
 入江の言葉をさえぎるように栄太が続けた。入江はまたしばらく黙り込んでいたが、顔を上げて栄太を睨んだ。穏やかだった入江の雰囲気が鋭いものに変わる。その変化に栄太も表情は変えないまま、眉だけをぴくりと動かした。
「敵討ちをしたいとか、そんなことを考えたことはありません。ただ、あれが生きていて、そしてまた人を襲うような事があれば…それが許せないと思っているだけです」
「その可能性が否定できないんなら、俺たちの情報も利用しない手はないと思うけど?」
 そう言われて、入江がまた黙り込む。栄太から視線を外さず、睨んだ瞳のまま、それでも少し肩の力を抜いたようだった。
「…まあ、そうですね。情報があるなら欲しいと思うよ。でも、そんな条件ださなくったって、初めから協力するつもりでしたけどね」
「そう?」
 栄太もそれはわかっていたようで、とぼけて返事を返す。
「いいでしょう。協力しますよ。浅からぬ縁の、久坂くんのためですからね。僕で、できることがあるなら」
 その言葉を聞いて、栄太が姿勢を正す。片手だけ畳について軽く頭を下げた。
「そうしてくれると助かる。礼を言うぜ。こっちも、わかったことがあったら何でも協力するからな」
「わかりました。期待してます」
 入江がいつもの表情にもどって笑う。先程までまとっていた緊張感が一気にとれて穏やかな雰囲気になった。それを感じて栄太は心の中で変な人間だな、とつぶやいた。

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DARK HALF第15話・13 
2008/06/04 /21:24

 運ばれてきたお茶をすすりながら、栄太はほっとため息をついた。寺の持つ独特の雰囲気のせいなのか、初めて来た場所だというのになんだか落ち着いてしまう。
「いやー、一日に2人も生徒がお見舞いに来てくれるなんて、まったく教師名利につきますねぇ…って、君は生徒でしたっけ?」
 入江は目の前で確かに黒校の制服をきている栄太に笑顔で話しかける。
「生徒だよ。時々ね」
「時々?」
「必要がある時だけ生徒になってるってこと。去年の秋にはいたぜ」
「はあ…。じゃあその他は休学でもしてるとか?」
「そんなややこしいことしねぇよ。だから必要がある時だけ“生徒”ってことになってるだけ。あとは存在すらないし、記憶にも残ってないし。必要があってまた生徒になっても、それを不思議じゃないように暗示を掛けるだけだから。…ああ、お前には特に何もやってないからな。まあ、俺はいたりいなかったりするけど、気にすんなよ」
「ふぅん…」
 入江も頷きはしたが、その後首を傾げる。そんな入江にかまわず、栄太が話を続ける。
「今日来たのは別に見舞いだけってわけでもないんだよな。真面目な話をしにきたんだよ」
「というと?」
「…お前に協力を頼みに来たのさ」
 そう言う栄太の表情をみて、入江はしばらく黙っていたが、軽くため息をついて笑みをこぼした。
「頼みに来たっていうわりにはこわい目をするんだね。これじゃ断るといっても聞かないんでしょう?」
 その言葉に、栄太があぐらをかいて座っていた足を崩し、片膝をひきよせるようして、にやりと笑った。
「悪いね。これ地顔なんだよな、俺。強制じゃないぜ。任意だよ」
「まあ別に断る理由も見あたらないような気がしますけどね。まずはどういうことについて協力すればいいのか、それを聞きましょうか」
「情報提供。と、幻妖を見つける手伝い…ってとこかな」
「情報提供?」
「お前が昔のクサカに関係があるってのは聞いた。だから、クサカに関する事だな。本人が記憶を取り戻してない以上、お前に聞くしか手がかりがないんでね。それと、幻妖を見つけるのには俺たちだけじゃ無理ってのもわかったから、それに協力して欲しい」
 栄太が視線を外さないまま言う。入江も微笑んだ表情を崩さないまま問い返した。
「久坂くんのことね、なるほど…。幻妖に関しては確かに今のところそうかもしれませんね。僕の方が正確な位置を見つけやすいらしい。…で、君たち“妖”に協力して、僕にメリットはあるんですか?」
「こっちからも情報提供ってことでどうかな」
「え?」
 言われたことが意外だったようで、入江がきょとんとした顔をする。

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インターバル・33 
2008/06/03 /18:57
えーっと、一応Hシーンが終わりましたので…(終わりなんですよ!)インターバルです。

とにかく、甘甘で、というのがテーマだったので、まあ、あの程度でいいかな〜とか。あの展開でエロエロってのもやっぱり雰囲気にあわないでしょ?

そんなことはまあ、置いておいて…。

アンケートありがとうございました。私がおもっていたよりも票が入ったので、そろそろ締め切ろうかな〜とか考えてます。投票結果ですが、投票して頂ければ表示されるようになってます。コメントの投稿もできますが、閲覧は管理人のみにしています。

今のところ、コメントは久坂と高杉にはいただいてるんですけど、栄太とか入江先生とかにはいただいてないので、もしよろしかったらくださいね〜!

さて、次のアンケートはお話のリクエストアンケートですが、どういう風にとろうか悩んでます。”誰が主役か”という切り口で行くか、”誰と誰の話か”というのでいくか、どうしようかなぁ…。内容のアンケートまでとれないから、それは希望があればコメントに書いていただく、ということになるかなぁ…。ちょっと答えにくいかもしれないから、こっちはあまり投票してもらえないかも?それも寂しいな(泣)

さみしいと言えば、なんか今日はランキングのポチ数がいつもの4分の1くらいで…。なんかちょっと寂しかったです。自分の押した数だけ、とかも寂しいけど(泣)

そうそう、ブログランキングといえば、今まで栄太でしたが、今は入江先生になってます。ちょっと小さくて全然見えないんですけど〜…。プロフィールのとこでは一応見られるかな?「入江先生若い!」と言われたので、ちょっと若くしすぎたかも…と反省。彼はこれからも活躍すると思いますのでよろしくです。

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15話終わったらしばらくは番外編とか続く予定です。「DARK HALF」、本編は20話くらいで終わらせられるといいなぁ…。どうだろ。

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DARK HALF第15話・12 
2008/06/02 /18:47

 冬ともなれば、夕方の日差しはあっという間に夜の暗がりへと変化する。何も身にまとわないでいるにいは寒い季節だったが、重なり合った身体からすれば冷たい空気はちょ